【クラロワ】アーチャークイーンのオススメデッキ5選
- アーチャークイーンってどんなカードと組み合わせたらいいの
- オススメデッキを知りたい
こんなお悩みを解決します。
この記事では新カードの1つであるアーチャークイーン(アチャクイ)について、オススメデッキや組み合わせを紹介していきます。
※ゴールドナイトの記事はこちらから
チャンピオン全体の記事はこちらから
デッキ選定基準
この記事でオススメしているデッキはロワイヤルAPIという人気サイトの情報を参考にしています。
以下のような基準をもとにデッキを選定しました。
- アチャクイが入っている
- 試合はグラチャレ、トップ1000のマルチ
- 過去14日間の試合結果から
- 人気の基準は、「上の条件の中での」使用率の高さ
※勝率の高さではなく使用率の高さを基準にした理由は、一部のトッププレイヤーだけが使って勝率を上げている可能性があるからです。
その場合デッキが強いのではなく使っている人が強いだけな可能性があるので、今回はよりポピュラーなデッキをメインに紹介しています。
※ここに出てくる「使用率」は全デッキの中のものではないので注意してください。
※調査日: 2021年11月18日
使うならこの2択
調べてみたところ、以下の2つが圧倒的な使用率を誇っていました。
また勝率を基準に調べてもかなり上位にランクインしていたため、使うならこの2択だと思います。
クエイクロイホグ
前シーズンから密かに流行っているデッキです。
アチャクイ下方前は呪文枠がライトニングでしたが、今はクエイクが主流です。
トップ1000のマルチでの使用率はトップの6.8%、グラチャレでの使用率は2位の5.3%でした。
メガナイトラム
前シーズンのアチャクイ実装直後、トッププレイヤーに最も使われたデッキです。
アチャクイは下方されてしまったため、類型もたくさん生まれています。
グラチャレでの使用率はトップの8.2%でした。
その他、アチャクイに相性の良い主軸
アチャクイは他にも以下の3つを主軸としたデッキにも相性が良いです。
ペッカ攻城
もともとペッカ攻城は人気でしたが、アチャクイ型だとトップ1000のマルチでの使用率が2位の3.9%でした。
ロイジャイ
ロイジャイもシンプルにデッキとして人気でしたが、アチャクイ型だと3位の3.4%でした。
エレジャイ
使用数はあまり高くありませんでしたが、グラチャレでの勝率は65.4%と最も高かったです。
また類型も4つほどあり、どれも60%を超えていました。
類型が多かったからというもの使用率が低かった理由の1つだと思います。
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【あの頃のクラロワリーグ #3】世界大会、興奮したのは本戦ではなく前哨戦だった!【2018CRL】
過去のクラロワリーグ(CRL)を、ヘビーリスナー(2018、19のほぼ全試合をリアタイしていた)の筆者が語っていくコーナーです。
特定の試合にフォーカスするかもしれないし、1人の選手について1シーズン分フォーカスするかもしれません。
世界大会が近づいているということで、今回はクラロワリーグ(CRL)ができてから初めてだった2018年の世界大会について書いていきます。
シーディング
自分が印象的だったのは本戦ではなく前哨戦のシーディング(シードを決める大会)でした。
シーディングとは本戦のシード2チームを決める総当たり戦のことで、各チームから代表1人が出て戦いました。
上の動画が2018のシーディングですが、2019年以降のシーディングは公開されていません。
本戦は6時間くらいありますが、この動画は20分くらいでサクッと見られるのでぜひ。
4つの興奮ポイント
自分はアジア以外のCRL(チャイナ、ノースアメリカ、ラテンアメリカ、ヨーロッパ)を見たことがありませんでした。
そのためこのシーディングは自分の知らない強豪選手を初めて見る機会でもありました。
特に自分のテンションが上がったポイントは以下の4つです。
NOVA Esports(NOVA)
中国のNOVAからはLciop選手が出ました。
NOVAは遅延クロス使いのKarnageや三銃士使いのLegendなど、世界各国からトッププレイヤーをかき集めてできたチームで、優勝候補とも言われているチームでした。
その中でもLciop選手は後に決勝の最後で勝ちチームを優勝に導いた選手でしたが、シーディングではVKのJavi_14選手に負けて4勝1敗でした。
Vivo keyd(VK)
ダークホースと言われていたのが、ラテンアメリカ代表だったVKです。
その中でもJavi_14選手はNOVAのLciop選手に勝ってシーディングは全勝しました。
またビザの関係で3人しか日本に来れなかったにも関わらず、本戦では準優勝していました。
Immortals(IMT)
意外性で最も注目を集めたのはノースアメリカ代表のIMTです。
IMTの1v1と言えばゴレやラヴァで有名なRoyal選手でした。
普段からデッキを読まれて相性の悪いデッキを使われてもゴレやラヴァで突破していたため、シーディングではRoyal選手が出ると予想されていました。
ところがシーディングに出たのは2v2を担当することが多いThe god_rf選手でした。
The god_rf選手もグローバル一桁の経験のある選手なので、面白い試合を見ることができました。
KING ZONE Dragon-X(KZ)
X-bow MasterはもともとKZでもエース的な存在でしたが、世界大会ではそのPSにさらに磨きをかけていました。
惜しくもシードには選ばれませんでしたがミラーホグデッキを何度も使うなど、面白い戦い方を見ることができました。
【クラロワ】10秒デッキ初心者が知っておきたい5つのこと
- 10秒デッキを使ってみたいけれど、勝てる自信がない
- そもそも10秒デッキって何?
こんなお悩みを解決します。
この記事では2017年からクラロワをしている筆者が、10秒デッキの基本的な立ち回りについて紹介していきます。
猛者の中にはこのデッキでトロフィー7000を超えている人もいます。
自分はそこまではいきませんがゼロの状態からマルチを20戦以上してトロフィー4000くらいでなら安定して勝てるようになったので、その立ち回りについて書いていきます。
10秒デッキとは
上のデッキのことを10秒デッキと呼びます。
バレル+ミラー(バレル)+クローンでキングタワーを折るというのが王道の勝ち方です。
10秒で試合を決めてしまうことから、この名前が付きました。
10秒デッキで勝つための5つのポイント
ここからは10秒デッキで勝つためのポイントを5つ紹介します。
決めるときは1発で
最初のポイントは最初の一発で大ダメージを狙うということです。
10秒デッキの攻めは、一度使うと自分の攻め方が読まれてしまいます。
そのため最初の一発で相手のキングタワーを半壊まで持っていき、あとはバレル+ディガーやロケットで削っていくのが基本です。
いきなりキングを狙おうとしない
しかし闇雲にキングを狙ってもエリアドを取られるリスクがあります。
特に10コストの攻めを矢の雨や丸太で完封されてしまうと、7アド以上取られてしまいます。
最初の一手で決めるためにも試合の序盤はアリーナタワーにバレルを投げたり橋前ギャングをしたりして、相手の小型呪文を探っていくのがベストです。
相手の小型呪文を把握する
10秒デッキでは、基本的に小物での攻めでダメージを狙っていきます。
そのため先ほどの内容ともつながってきますが、相手の小型呪文を把握することが肝です。
相手が小型呪文を持っていないタイミングで、一気に攻めて攻撃を通していきます。
許容しながらエリアドを取る
10秒デッキは他のデッキ以上にエリアドが重要です。
特に最初の攻めではバレル+ミラー+クローンで10コスト使うことが多いです。
また、いきなりキングタワーを狙っていくデッキのため、最悪の場合はアリーナタワーは2つとも折れても問題はないのです。
2回目以降の攻めはフェイントしながら
一度バレル+バレルミラー+クローンを使ってしまうと手の内がバレてしまいます。
そのため一度バレルを投げて相手が呪文を使ってきたらミラーバレル+ディガーやクローンで攻めます。
オススメプレイ動画
ここまでポイントを書いてきましたが文章だけでは分からない方も多いと思うので、オススメ動画を載せておきます。
上の動画は元祖10秒デッキ使いのまたたびさんが20勝チャレンジに挑む動画です。
この動画に出てくるまたたびさんとはらさん(現在は改名して"またたき"になっています)は10秒デッキが上手い方なので、参考にしてみてください。
【あの頃のクラロワリーグ #2】半年で最弱からMVPまで這い上がった1人の韓国選手の軌跡【Ho】
過去のクラロワリーグ(CRL)を、ヘビーリスナー(2018、19のほぼ全試合をリアタイしていた)の筆者が語っていくコーナーです。
特定の試合にフォーカスするかもしれないし、1人の選手について1シーズン分フォーカスするかもしれません。
(今回は後者です)
今回の注目選手
今回、とりあげるのはKING-ZONE DragonX(以下、KZ)だったHo選手です。
最弱からMVPへ
初期のHo選手は決して強いとは言い切れませんでした。
あえて汚い言葉を使うとすれば、プロであることを疑ってしまったほどでした。
しかしその半年後Ho選手は決勝の1v1で勝負を決め、世界大会への出場を決める選手となったのです。
見どころ
今回は自分が最も印象的だった以下の2つの試合について取り上げていきます。
- 2018年シーズン1 プレイオフ
- 2019年シーズン2 ファイナル(決勝)
見どころ1: 2018 シーズン1 プレイオフ
Ho選手はCRLが始まった2018年の春からプロでしたが、自分が存在を認識したのはそのシーズンのプレイオフでした(試合は1:10:06から)。
X-bow Masterの一強のKZ
当時のKZは強豪で、GameWithに次いで2位という成績でプレイオフを迎えました。
しかしそれはチーム全体というよりは、ほぼX-bow Master選手一人の実績に近いものでした。
X-bow Master選手がセット1の1v1とセット3のbo1を取って勝っていたというイメージです。
緊張
Ho選手は1v1でみかん坊や選手と当たりますが、2試合連続で芝スペルをしてしまいます。
当時のみかん坊や選手は苦手だったメンタル面を克服し、CRLアジアでは最強の存在でした。
みかん坊や選手を相手にした緊張も大きかったと思いますが、自分は「この人、本当にプロなの?」と思ってしまいました。
見どころ2: 2018 シーズン2 決勝
(試合は3:25:10から)
しかしその半年後、自分がそう思ったことを恥ずかしくなりました。
同じ年の11月、シーズン2の決勝で最後の最後に勝って、世界大会出場を決めたのです。
MVP
Ho選手は勝てば優勝・世界大会出場という大舞台で堂々と勝利し、シーズン2のMVPにも選ばれました。
決勝は有観客で行われたのですが、観客のHo選手への歓声も相まって、とても感動的な瞬間でした。
世界大会
Ho選手は世界大会でも活躍していました。
準決勝で優勝チームだったNOVA EsportsのLegend選手と戦います。
結果は負けでしたが最強の三銃士使いと言われていたLegend選手を相手に、三銃士デッキで善戦している姿はかっこよかったです。
【クラロワ】「レベル14」、実装されてもよくね?と思う4つの理由
クラロワの「レベル14」が反対されているみたいですが、自分は肯定派です。
どうせプレイするなら楽しくプレイしたいので、今回は「レベル14」肯定派の自分の考えを共有していきます。
課金ゲーが加速する
まず反対派の方の考えは「新しいレベルを追加すると課金勢と無課金勢でカンストさせるまでの期間に差が出る」というものが多いと思います。
無課金にも無課金なりの考え方や楽しみ方があると思うので、それについて書いていきます。
格上は文化
この書き方だと格上を美化しているようにも見えますが、格上を相手にするのもクラロワの醍醐味の1つだと思います。
リリースから5年ほどたち、フルカンの人も増えてきました。
その中で昔に比べて無課金の価値が失われてきていると自分は感じています。
3年前(2018年ごろ)は「無課金で天界」がかなり大きなステータスになっていましたが、現在では無課金でも自分のデッキはカンストしているという方がほとんど。
またレベルが追加されることで無課金天界道などの企画もより難易度があがり、面白くなるのではないでしょうか。
今回のアプデをきっかけに無課金の価値も少しは見直されてほしいなと思っています。
格上にも限界がある
どれだけ格上だったとしても、PSがなければ上位には行けないのがクラロワです。
実力主義のクラロワにおいて「レベル14=課金ゲー」となることはないと思います。
時が解決してくれる
確かにクラロワでは1レベルを上げるのに必要なカードやゴールドの数は莫大です。
しかしだからといって無課金が一生カンストしないというわけではありません。
自分も無課金ですが、マルチデッキのペッカ攻城は1年以上前にフルカンしました。
昔はレベル上げが大変だったんです
クラロワは以前からアプデで、かなり無課金に手厚いサービスが追加されています。
例えばトレードやクラン対戦が追加されたのは2018年ですし、2021年には秘伝書が追加されています。
最近始めた方にとっては今の環境が普通ですが、昔に比べると課金する意味もなくなってきているのです。
「不便」から生まれるものもある
リリースから年月が経ち、フルカンの人が増えてきています。
しかしどのデッキも使えるようになることで、そのプレイヤーの「職人感」が失われてしまうのではないかと自分は思っていました。
ユニレべが足りず使えるデッキも限られるからこそ、「この人と言えばこのデッキ」といった感覚が一時的に戻ればと思っています。
詳しくはこちらの記事から
レベル14にもすぐ慣れる
またまた美化するような書き方になってしまいますが、今回のアプデにもいずれは慣れます。
どんなに理不尽なバランス調整も乗り越えてきた私たちの適応力なら大丈夫なはずです(笑)
これからもクラロワを楽しめるように頑張っていきたいものです。
【クラロワ】新・ひろゆきデッキ、普通に強くね?
- クラロワで今使っているデッキに飽きたので、新しいデッキを使いたい
- 面白いデッキを探している
こんなお悩みを解決します。
今回はひろゆきデッキを使ってみて強いと感じたので、その理由を書いていきます。
ひろゆきデッキとは?
上の写真がひろゆきデッキです。
ちなみに初代ひろゆきデッキについては以下の記事で解説しています。
強いと思う2つの理由
自分が強いと思った理由は以下の2つです。
環境カード
まず、環境で強いと言われているエリババやマザネクが入っているからです。
自分は普段、ペッカ攻城しか使わないのですが、エリババやマザネクは使ってみて強すぎるなと感じました。
また最近では小屋デッキも増えてきているため、そういうところにはクエイク採用が刺さっていました。
ロイホグ対策
2つ目が、環境のロイホグ対策がしっかりされているからです。
ロイホグは前回のバランス調整で強化されて、使用率も上がりました。
そんなロイホグにもバルキリー、ゴブ檻などで対策がされています。
弱点だと思うところ
ひろゆきデッキを使っていて個人的に相手にしたくないと思ったのは、以下の2つのデッキです。
単体火力ユニット
ひろゆきデッキには小物ユニットが入っていないため、単体で火力の高いユニットに対して少し弱い気がしました。
具体的にはプリンスの入ったジャイデッキやミニペッカの入ったゴレデッキです。
ひろゆきデッキの火力枠はエリババですが、相手に形を組まれるとカウンターにつなげることが厳しくなってしまうのです。
スパーキー
エレクトロウィザードが入っていますが、後ろからミニペッカなどを出されると突破されてしまいます。
個人的には小物がないと防衛がキツくなってしまうのかなと感じています。
改善点
自分は丸太→ザップにした方が良いのではないかと思いました。
丸太よりもザップの方がエリババと相性が良いからです。
エリババの攻めを小物で守られたときザップの方がすぐに処理できます。
丸太はユニットを読んで出すことも可能ですが、読みを外した時のリスクが高いため個人的にはザップの方が良いと思います。
【クラロワリーグを語りたい#1】CRL史上最高に感動した試合【ライキジョーンズ】
過去のクラロワリーグ(CRL)を、ヘビーリスナー(2018、19のほぼ全試合をリアタイしていた)の筆者が語っていくコーナーです。
特定の試合にフォーカスするかもしれないし、1人の選手について1シーズン分フォーカスするかもしれません。
今回の試合
今回取り上げる試合は、2018年シーズン2 week8 day3のPONOS対Bren Esportsです。
その中でも特に、1v1とkoh(23:40あたりから)を中心に書いていきます。
こんな試合
この試合はとにかくライキジョーンズ(ライキ)選手が輝いていた試合でした。
この日、ライキ選手は2セット目の1v1に出場し、BrenのManong Jhipee選手にストレート負けしてしまいます。
しかし3セット目のkoh(勝ち抜き)に先鋒として出場し、3タテを成し遂げたのです。
その大将戦の相手が2セット目に負けたManong Jhipee選手であり、有終の美となりました。
Manong Jhipee選手
先ほどから名前の上がっているManong Jhipee選手について、知らない方のために簡単に紹介しておきます。
彼は2018年のシーズン2からプロとして活動し始めました。
成績は上の画像を見ればわかる通り、1v1に特化していて、特にkohの勝率は異次元でした。
セット2(vs Manong Jhipee)ban→アイゴレ、エリポン
セット1の2v2が勝ちで回ってきたセット1の1v1で、ライキ選手は残念ながらストレート負けしてしまいます。
1戦目
ライキ選手は環境だったペッカロイホグ、Manong Jhipee選手はラヴァル(バルキリー型)でした。
ラヴァルの形をしっかり作ったManong Jhipee選手が勝ちました。
ライキ選手はデッキを読まれていたような気もします。
2戦目
ライキ選手は連投、Manong Jhipee選手はメガナイトバルーンでした。
この試合ではManong Jhipee選手がバルーンを隠し続けて最後の最後に出したので、見ていた自分もかなり驚きました。
この試合に関しては完全にライキ選手のデッキを読んでいたと思います。
セット3 ban→ペッカ、エリポン
ライキ選手はセット3のkohで、3タテをします。
1v1で2戦してからの3戦だったので、実質5連戦でした。
1戦目(vs Trainer Ken)
ロイホグ対決になりましたが、ライキ選手がギリギリ勝ちました。
2戦目(vs Jaii)
ムートスケラ対決になりました。
6分間戦い抜いた末、タイブレイクでライキ選手が勝ちました。
当時はゴブ檻がなく墓石が採用されており、それも様々な使われ方がされていて面白かったです。
3戦目(vs Manong Jhipee)
ロイホグ三銃士対決になりましたが、ライキ選手がしっかりとリベンジを果たしました。
本人のことば
試合後のインタビューでライキ選手はこう語っています(直後にインタビューがあったのも懐かしい(笑))。
自分が出たシングル(1v1)では負けてしまったんですけれども、その後自分が「1番に出たい」と言って監督が採用してくれました。
kohでの先鋒というポジションは自分から言ったものだったのですね。
自分で出ると言ってしっかりと勝ち切ってくる姿は感動的なものでした。
ちなみに岸さんはこの試合を「一人クラロワリーグアジア」と表現していましたw