【クラロワリーグを語りたい#1】CRL史上最高に感動した試合【ライキジョーンズ】
過去のクラロワリーグ(CRL)を、ヘビーリスナー(2018、19のほぼ全試合をリアタイしていた)の筆者が語っていくコーナーです。
特定の試合にフォーカスするかもしれないし、1人の選手について1シーズン分フォーカスするかもしれません。
今回の試合
今回取り上げる試合は、2018年シーズン2 week8 day3のPONOS対Bren Esportsです。
その中でも特に、1v1とkoh(23:40あたりから)を中心に書いていきます。
こんな試合
この試合はとにかくライキジョーンズ(ライキ)選手が輝いていた試合でした。
この日、ライキ選手は2セット目の1v1に出場し、BrenのManong Jhipee選手にストレート負けしてしまいます。
しかし3セット目のkoh(勝ち抜き)に先鋒として出場し、3タテを成し遂げたのです。
その大将戦の相手が2セット目に負けたManong Jhipee選手であり、有終の美となりました。
Manong Jhipee選手
先ほどから名前の上がっているManong Jhipee選手について、知らない方のために簡単に紹介しておきます。
彼は2018年のシーズン2からプロとして活動し始めました。
成績は上の画像を見ればわかる通り、1v1に特化していて、特にkohの勝率は異次元でした。
セット2(vs Manong Jhipee)ban→アイゴレ、エリポン
セット1の2v2が勝ちで回ってきたセット1の1v1で、ライキ選手は残念ながらストレート負けしてしまいます。
1戦目
ライキ選手は環境だったペッカロイホグ、Manong Jhipee選手はラヴァル(バルキリー型)でした。
ラヴァルの形をしっかり作ったManong Jhipee選手が勝ちました。
ライキ選手はデッキを読まれていたような気もします。
2戦目
ライキ選手は連投、Manong Jhipee選手はメガナイトバルーンでした。
この試合ではManong Jhipee選手がバルーンを隠し続けて最後の最後に出したので、見ていた自分もかなり驚きました。
この試合に関しては完全にライキ選手のデッキを読んでいたと思います。
セット3 ban→ペッカ、エリポン
ライキ選手はセット3のkohで、3タテをします。
1v1で2戦してからの3戦だったので、実質5連戦でした。
1戦目(vs Trainer Ken)
ロイホグ対決になりましたが、ライキ選手がギリギリ勝ちました。
2戦目(vs Jaii)
ムートスケラ対決になりました。
6分間戦い抜いた末、タイブレイクでライキ選手が勝ちました。
当時はゴブ檻がなく墓石が採用されており、それも様々な使われ方がされていて面白かったです。
3戦目(vs Manong Jhipee)
ロイホグ三銃士対決になりましたが、ライキ選手がしっかりとリベンジを果たしました。
本人のことば
試合後のインタビューでライキ選手はこう語っています(直後にインタビューがあったのも懐かしい(笑))。
自分が出たシングル(1v1)では負けてしまったんですけれども、その後自分が「1番に出たい」と言って監督が採用してくれました。
kohでの先鋒というポジションは自分から言ったものだったのですね。
自分で出ると言ってしっかりと勝ち切ってくる姿は感動的なものでした。
ちなみに岸さんはこの試合を「一人クラロワリーグアジア」と表現していましたw