【あの頃のクラロワリーグ #3】世界大会、興奮したのは本戦ではなく前哨戦だった!【2018CRL】
過去のクラロワリーグ(CRL)を、ヘビーリスナー(2018、19のほぼ全試合をリアタイしていた)の筆者が語っていくコーナーです。
特定の試合にフォーカスするかもしれないし、1人の選手について1シーズン分フォーカスするかもしれません。
世界大会が近づいているということで、今回はクラロワリーグ(CRL)ができてから初めてだった2018年の世界大会について書いていきます。
シーディング
自分が印象的だったのは本戦ではなく前哨戦のシーディング(シードを決める大会)でした。
シーディングとは本戦のシード2チームを決める総当たり戦のことで、各チームから代表1人が出て戦いました。
上の動画が2018のシーディングですが、2019年以降のシーディングは公開されていません。
本戦は6時間くらいありますが、この動画は20分くらいでサクッと見られるのでぜひ。
4つの興奮ポイント
自分はアジア以外のCRL(チャイナ、ノースアメリカ、ラテンアメリカ、ヨーロッパ)を見たことがありませんでした。
そのためこのシーディングは自分の知らない強豪選手を初めて見る機会でもありました。
特に自分のテンションが上がったポイントは以下の4つです。
NOVA Esports(NOVA)
中国のNOVAからはLciop選手が出ました。
NOVAは遅延クロス使いのKarnageや三銃士使いのLegendなど、世界各国からトッププレイヤーをかき集めてできたチームで、優勝候補とも言われているチームでした。
その中でもLciop選手は後に決勝の最後で勝ちチームを優勝に導いた選手でしたが、シーディングではVKのJavi_14選手に負けて4勝1敗でした。
Vivo keyd(VK)
ダークホースと言われていたのが、ラテンアメリカ代表だったVKです。
その中でもJavi_14選手はNOVAのLciop選手に勝ってシーディングは全勝しました。
またビザの関係で3人しか日本に来れなかったにも関わらず、本戦では準優勝していました。
Immortals(IMT)
意外性で最も注目を集めたのはノースアメリカ代表のIMTです。
IMTの1v1と言えばゴレやラヴァで有名なRoyal選手でした。
普段からデッキを読まれて相性の悪いデッキを使われてもゴレやラヴァで突破していたため、シーディングではRoyal選手が出ると予想されていました。
ところがシーディングに出たのは2v2を担当することが多いThe god_rf選手でした。
The god_rf選手もグローバル一桁の経験のある選手なので、面白い試合を見ることができました。
KING ZONE Dragon-X(KZ)
X-bow MasterはもともとKZでもエース的な存在でしたが、世界大会ではそのPSにさらに磨きをかけていました。
惜しくもシードには選ばれませんでしたがミラーホグデッキを何度も使うなど、面白い戦い方を見ることができました。