わさびーのクラロワブログ

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【理想の教師像】私の人生を変えた塾講師の話

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こんにちは

今回は自分の思う、理想の教師像について生徒の視点から書いていきたいと思います

 

高校受験時代、自分には塾に恩師とも言えるような先生がいました

そしてその先生にメンタル面でかなり救われたので、今回はその経験について書いていきたいと思います

 少し自分語りみたいになってしまうところもありますが、最後まで読んでいただけると嬉しいです

 目次 

 

理想の教師とは

結論から言うと、自分にとって理想の教師とは

・生徒との「対話」を重視

・生徒の考えを尊重してくれる

ができる先生だと思います

 

自分の経験

次に、自分がそう思ったきっかけについて書いていきたいと思います

 

0.首都圏の高校受験について

首都圏の高校受験のメインは2月10日~12日で、その日程に多くの私立高校の入試が行われます
特に2月10日は開成、慶應義塾慶應女子など第一志望になるような高校の入試が集中していて、受験のメインともいえるような日です

男子は開成or慶應義塾のどちらを受けるかで悩む人が多いです

1.受験生時代

もともと、開成は受ける気がなかったため、10日は慶應を受ける予定でした

しかし中3の夏休み前に受けた模試の結果がよかったため、開成を目指すという方針に切り替えました

2.スランプ

1学期の成績はそこそこよかったのですが、夏休み明け1発目の模試は全く振るいませんでした

中3の夏休みだから周りもかなり勉強していたということもあり、偏差値は伸び悩みました(というか下がりました)

 

そこを皮切りに2学期はずっとひどい成績でした

志望校判定でも20%を切ることが増え、受験本番を想定した模試では数学で3点を取ったこともありましたw

3.最後の決断

12月のある日の授業後、数学の先生に呼び出されました

面談の内容が2月10日に受ける学校について(開成か慶應かを決める)なのは察していたので、先生に「どうする?」と聞かれたとき「慶應でいいです」と答えました

 

先生もそれを望んでいるだろうし今の自分には無理だろうと半ば諦めていました

また、夏休み明けの模試の結果が出たときもその先生に怒られていたため、あまり言い返したくないというのもありましたw

ところが先生からは予想外の返答が返ってきました

 

「お前、それでいいのか?」

 

びっくりした反面、塾の実績ではなく生徒の希望を優先してくれてとても嬉しかったです(語彙力)

 4.合格発表

結果は不合格でした

自分が満足できる結果にはなりませんでしたが、自分の受けたい高校を受けることができたので後悔はしていません

 

教師に必要なもの

ここからは高3の自分が、当時を振り返って書いていきます

 

まずは冒頭にも書いた通り、生徒のことを第一に考えていてくれていたと思います

本来、塾としては実績を大切にしているので1人でも多く合格させることを優先させます

先生としても自分に開成を受けさせるという決断は望んでいなかったでしょう

 

また12月という直前期で先生も焦っていたと思います

そんな中で思い切った決断をしてくれたのは余裕を持っていたことと、生徒のことを信じてくれていたからだと思います

 

終わりに

失敗を褒めれば失敗を恐れなくなる

リスクを嫌わなくなる

-ハワード・ビーハー(アメリカ・スターバックスの元取締役)

生徒である自分の意思を尊重し最後まで信じてくれた先生にはとても感謝しています

それでは