【クラロワ】沼(勝てないのに続けてしまう)のたった1つの理由【心理学的に説明】
クラロワをやっている多くの方が「沼」を経験したことがあると思います。
イライラするのにやめられない
今回はそんな沼の理由を心理学的な根拠に基づいて考察していきます。
結論:認知的不協和
クラロワで沼ってしまう理由は認知的不協和という心理状態に陥っているからです。
認知的不協和とは、自分のもともとの考えと行動や実際に起きていることに矛盾が生じたときに違和感や不安を感じるという状態のことです。
認知的不協和に陥ると人はその矛盾を解消させようと、自分の考えや行動を変化させます。
認知的不協和の2つのパターン
認知的不協和は日常生活の多くの場面で直面します。
パターン1(認知と行動の矛盾)
タバコをやめられない人を想像してみてください。
まずこの人は「タバコを吸う」という行動をしています。
一方で「タバコを吸うことは健康に悪影響がある」ということも頭では理解しているはずです(認知)。
そこでこの人の頭の中では矛盾を解消するために「タバコは娯楽の1つである」というように認知を書き換えてしまいます。
パターン2(感情と認知の矛盾)
次にこの人に「もしタバコを吸ってしまったらスク水ハーレーをする」という罰ゲームを設けます。
この人には「タバコを吸ったらスク水ハーレーをしなければいけない」という認知があります。同時に「タバコを吸いたい」という感情があります。
するとこの人は「スク水ハーレーをしたらタバコを吸って良い」という認知に書き換えることで矛盾を解消してしまうのです。
【クラロワ】新ユニット pic.twitter.com/ZYU43EfmjD
— isaporon🐥 (@isaporonCRb) August 31, 2019
認知的不協和とクラロワ
この認知的不協和はクラロワと深い関わりがあります。
沼るメカニズム
例えば天界プレイヤー(最多トロフィーが7000の人)を例に考えていきます。
この人の中には「自分はトロフィー7000に到達したことがある(到達できる)」という認知があります。
一方「マルチで連敗が続いてトロフィーが7000に到達できない」という行動があったとします。
この人は「より多くのマルチをプレイする」という行動に変えることで、矛盾を解消しようとします。
トロ下げのメカニズム
沼が行き過ぎると、自らトロ下げをするようになります。
「自分は7000に行ける(行きたい)」という認知に対して実際は「どれだけやっても勝てない」と矛盾しています。
先ほどは行動を変えましたが実際にトロが上がらなかったので、今度は認知を「トロフィーが一気に下がったらむしろネタになる」というものに変えます。
それに矛盾しないようにわざと負けるという行動をとるようになるのです。
まとめ
今回の内容をまとめます。
- 「自分はもっと勝てるはずなのに勝てない」という矛盾を解消するためにマルチをし続けてしまう(沼)。
- 連敗が行き過ぎると矛盾を解消するために、勝てないことを正当化する(その考えに矛盾しないようにトロ下げをする)。
それでは