【ゲーム実況者必見】ドズラジから学ぶ、ブランディング戦略
- YouTubeでゲーム実況をやっているが、伸び悩んでいる
- 何か新しさを取り入れたい
こんなお悩みを解決します。
個人的にドズルさんというゲーム実況者の方からかなり学べることがあったので、今回は個性の出し方の例としてまとめていきます。
記事内容
- ドズルさんのすごいところ
- 「ドズラジ」について
- 「ドズラジ」から学べること
※今回は考察記事です。実際とは異なる場合があります。
ドズルさんって、すごいな
まあ、言うまでもないですね。
人柄のよさとか行動力とかもそうですが、自分が面白いと感じたのは企画力です。
ドズラジ
今回取り上げる内容は「ドズラジ」という、メインチャンネル(現・ドズぼん・ザ・ゴールデン)でやっていた企画です。
2年以上前(2018年の夏)にやっていた企画で、日々感じたことを中心に5~10分の尺で話していくという内容でした。
残念ながら、現在は終了しています。
具体的な内容
以下のような内容がありました。(あくまで、一例です)
- 「将来なりたい職業、決まってない人いる?」
- 「きれいなノートは作るな!」
- 「学生なら誰でもできる時給1万円のバイトを教えます」
- 「ドズル的『これは絶対読んでほしい』マンガ3選」
勉強系のネタを中心に、好きなことなども含めて自由に雑談するコーナーでした。
興味がある方は見てみて下さい。(100本以上の動画の再生リストです)
2軸で攻める
クラロワだったら主軸は1つにしぼって戦うのがセオリーですが、YouTubeはそうでもないのかな?と思います。(YouTubeやったことないので偉そうにも言えませんが...)
理由
かなり前ですが、クラロワのYouTubeをされているketchupさんがこんなツイートをされていました。
クラロワYouTuberは、上手いに越した事はないんだけど、
ライトユーザーにとっては
「一定のライン」を超えると
「上手さ」による評価は横ばいになって頭打ちになるから、上手さ以外でどう他と差別化するか考えたりするのも大事なんですね。
最近になってYouTubeでクラロワの動画を上げる人は増えました。しかし言い換えると、クラロワYouTuberの希少価値が下がってきているということにもなります。
そこで必要になってくるのが差別化です。トッププレイヤーの間には実力差があったとしても、一般のプレイヤーにとってはただ「ゲームが上手い」とひとまとめにされてしまいます。多くのYouTuberがいる中で、いかに他人にはないものを出せるかが大切なのです。
勉強という新しい軸
差別化の一例として、全く違うジャンルと組み合わせるという方法があります。
そしてドズルさんの場合、それが「勉強」だったのです。
ドズルさんと言えば医学部卒というのは知られていると思います。また先ほども書いた通り、「ドズラジ」のネタは勉強や人生ネタが中心でした。
これらから少しずつ、ドズルさんの勉強キャラが確立されていったのです。
上手くハマるのではないか?
「『ゲーム×勉強』なんて真逆のジャンルだし、掛け合わせて何の意味があるんだよ」と思う方もいると思いますが、意外なところで効果を発揮していたと思います。
もともとドズルさんはゲーム実況のみのチャンネルでした。(今もそうですが)
ゲームをするのは中高生、大学生、20代前半などの若者が多い(イメージ)です。そのため視聴者も自然とそういった層の方になってきます。
一方で学生や若者が何をするかというと、勉強です。そのため勉強とゲームは関係ないように見えて、どちらも学生にとっては需要のあるものなのです。
また勉強というブランディングをしていくことで、勉強系の動画からゲームに興味を持ってくる人も増え、新しい人からのリーチが生まれます。
おわりに
ドズラジをドズルさんがこのような視点から意図してやったのかは分かりません。やってから実際に効果があったかも分かりません。しかしこの企画はドズルさんにしかできないものだったのではないかと思います。
ここでは触れてきませんでしたが、内容も興味深いものが多いのでぜひ見てみてください。